2011年4月7日木曜日

岩波新書 創氏改名

一般的に創氏改名をひとくくりに「日本風の名前をなのるようにさせた」と説明しているが、日本側の狙いは、朝鮮の家族制度を日本風に改め、天皇に従い、軍の一員として組み込んでいく狙いがあったことが分かる。
氏を作ることには熱心だった日本は、名前まで日本風にすることには消極的だった。それは当時の朝鮮の人たちが、完全に日本人いなると治安上困ったからだ。
強制であったか、なかったかという議論が多いが、日本政府の狙いをしっかり考えるべきだろう。
非常に示唆に富む本だった。

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